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結婚指輪に意味を込める

赤い長方形の話

ただの赤い長方形が描かれた絵画。素人目では、どこからどう見ても「赤い長方形」です。ところが、赤い長方形の絵画に付けられたお値段はおよそ1億円。誰でも描けそうな絵画ですが、バックボーンはかなり複雑。
絵画の作者は、ドイツ冷戦時代をリアルタイムに生きた人物。戦争で流れた「血」、平和の象徴を同時に意味しているのでしょう。一見すると無意味なデザインも、深く探れば大きな意味になります。

2人にとって重要なものをデザインに入れる

結婚指輪を手作りするのなら、2人にとって重要なモノをデザインに組み込んでみましょう。例えば、お互いの誕生石を結婚指輪に組み込むことです。誕生石とは、それぞれの月に割り当てられた宝石のことです。1月生まれならガーネット・2月生まれならアメジストを結婚指輪に入れるのです。
誕生石は指輪のデザインを素敵にみせるだけでなく、お守りとしても使えます。1月の誕生石ガーネットは、大切な人とのつながりを深めてくれる効果があるとされています。またアメジストは癒やしの効果があり、疲労回復に役立ちます。

共通のモチーフをデザインに

2人共通のモチーフをデザインに入れるのも、大きな意味を持つことになるでしょう。例えば2人がネコ好きならば、ネコをモチーフにした結婚指輪を作るのです。指輪にネコを刻印するのも良し、指輪の形をネコそのものにするのもありです。また2人にとって、特別な記念日を指輪に刻印するのも手。入籍日や結婚記念日、2人が出会った日を指輪に入れるのも良いでしょう。
少々手間とお金もかかりますが、違う素材をかけ合わせた結婚指輪も良いでしょう。使用する素材は、2人そのものを意味します。プラチナは妻・ゴールドは夫。プラチナとゴールドが合わさり1つの指輪となる様は、まさに2人そのものです。

愛があれば

結婚指輪は元々、相手を縛る意味を込められて作りました。でも今は、2人の絆と近い将来授かる子供への愛情を示しています。
たとえ形がシンプル過ぎる結婚指輪であっても、愛情を込めれば世界で1つだけの素敵な指輪となるでしょう。